骨盤が歪むことによって起こる症状は、様々ものがあります。
肩こり、腰痛、股関節痛、膝痛、下半身太り、O脚、ポッコリおなか、便秘、冷え、むくみ、坐骨神経痛、ストレートネック、猫背、反り腰、椎間板ヘルニア、外反母趾、生理痛、生理不順、尿漏れ…など、数えられるだけでもかなり多いのです。実にさまざまな不調が、骨盤の歪みと関わっていることがわかりますね。
といっても、骨盤の高さやバランスがまったく左右均等な人なんてほとんどいません。
多少のゆがみやあるのは、自然なこと。
しかし、あまりも大きな歪みは流石に、身体への影響が出てきます。
「骨盤の歪み」は何を持って歪みとするかという「医学的な定義」がないので、医師のあいだでも骨盤は「歪む派」と「歪まない派」があり、その解釈が分かれます。
私たちも患者様が分かりやすいように『歪む』という言葉を使ったりしますが…、『歪む』というよりは、骨盤が『正しい位置を保持できていない』という日本語の方が合っているかもしれませんね。
骨盤がニュートラルな位置にないってことです。
・左又は右に、回旋してる(捻じれてる)
・左又は右に、傾いてる
・前傾してる
・後傾してる
・大転子が出ている
といった骨盤の状態を確認し、ニュートラルな位置へ改善していく施術を整体院幸では骨盤矯正と呼んでいます。
どんな人でも日常のクセなどから姿勢が傾き、その状態のまま生活しているうちに、よく動かす側には筋肉がつき、あまり動かさない側の筋肉は衰えてしまいます。
このような積み重ねによって骨盤が筋肉に引っ張られることで、正しくない位置でキープされている状態になってしまっているのです。
なので、日常の癖が強く現れがちな動作を繰り返すことや、姿勢が歪んだままのトレーニングは、身体の歪みを助長させるので、気を付けてくださいね(>_<)
骨盤の歪みというのは、その人の身体の使い方が出ます。
歪み方も一人ひとり違いますし、身体のクセも一人ひとり違います。
そのため骨盤の矯正も、患者様に合わせたオーダーメイドの施術が必要です。
骨盤だけでなく、姿勢、脚の長さ、足首の歪み方、関節の動かせる範囲・動かし方、筋肉の付き方など、さまざまな要素を考慮して治療しなければなりません。
その人の身体には、どのような問題があるか。
なぜ、そのような歪みや姿勢になっているのか。
原因になっていると考えられることは何か。
患者様に生活習慣の重要性や、身体のクセや使い方のことを説明するときも、ついつい熱が入ってしまいます(;´∀`)