人間は他の動物と違って直立二足歩行です。
なので、より高度なバランス能力を必要とします。
理想的な直立姿勢とは、まさにこのバランスがとれた状態です。
姿勢は「姿勢の学習」の質によって決まります。
身体がゆがむような、立ち方、座り方、寝方、同じ動作を繰り返す、などの時間が増えると、人間はその姿勢を覚えます。
学習の質が悪ければ、姿勢も悪くなるのです。
姿勢の悪化は背骨のゆがみを伴います。
さらに姿勢は一時的な負荷ではなく持続的な負荷なので、ゆがみは徐々に強くなっていきます。
骨がゆがんだ状態ではバランスが悪いため、必然的に首・腰・膝周りの筋肉が頑張って体を支えなければいけなくなります。
頑張り続けた筋肉は痛みやしびれ、ダルさとなって現れます。
また、神経は骨のキワから出ているので、骨のゆがみは神経の働きを低下させ、それが原因で内臓機能の働きも低下させます。
内臓機能が低下すれば、 自然治癒力も低下してしまうのです。
骨にゆがみがある場合は、骨の矯正治療によって改善していくことが必要となります。
お身体に痛みや不調がある方は、痛みのある個所だけの治療ではなく、骨格バランスや全身のバランスを整える治療で神経の働きを活発化させ、自然治癒力を高める事をおすすめします。
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