「ランニング中や長時間歩いたとき、スポーツ中(後)などに、膝の内側が痛くなる」という症状は『鵞足炎』かもしれません。
スポーツ障害の1つでもある鵞足炎が引き起こるのは、鵞足部を形成する筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)に大きな負担がかけられたときです。
例えば、長時間膝の曲げ伸ばしを繰り返す「マラソン」「ランニング」「サッカー」「水泳」や、ジャンプ動作の多い「バスケットボール」「バレーボール」などの種目をする方は、鵞足部に負担がかかり炎症を起こしやすいですね。
膝の負担を減らすには
1、膝が内側に入りすぎないように使う
⇒運動をしていなくても、歩いたり走ったりするときに足を外側に流すように地面を蹴っている方は注意が必要ですよ!足を真っ直ぐ後ろへ蹴れていますか?
2、足首の可動域を広げる
⇒足首も身体にかかる衝撃を吸収し、身体のバランスを整える重要な関節。
和式トイレでかかとをつけながらしゃがんだとき、尻もちをつきそうになる人は足首の可動域が狭い(足首が硬い)ですよ!
3、片足立ちでのバランス力をあげる
⇒ダッシュやジャンプの着地、切り返しなど、スポーツを行う上で片足になってプレーしている時間は少なからずありますよね?
その片足になってプレーするときに、グラグラしていたらどうでしょう?
膝も横にグラグラしていたら、きっと痛みがでてしまうはずです。
なので、片足立ちでのバランス力をあげることが大切!
そして片足立ちになって、グラつくのは筋力の問題だけではありません。
・膝の関節が捻れていないか
・体の歪み(左右差)が大きく、体の軸がズレてしまっていないか
⇒体の軸がずれてしまっていると、膝を安定させてくれる筋力に上手に入らず、グラつくことに繋がります。
膝だけではなく、股関節、足関節(足首)の3つの関節が、連動して動かすことが痛みを誘発させない大事なポイントですよ!(^O^)/
鵞足炎は重症になると、じっとしているときにも膝に痛みが出る場合もあります。
ひざがずっと痛いのに、レントゲンやMRIを撮っても「それほど悪くない」と言われたという方、膝の痛みで自分のやりたいプレーが思うようにできていない方は、ぜひ整体院 幸 sachiにご相談くださいね(*^-^*)