病院へ行ったり…、接骨院へ行ったり…。
自分の身体を預けるのですから、自分に合う治療法を探すのは当然だと思います。
でも中々自分にあった場所って見つかりにくいですよね…。
そんな時には「自分の現状を正確に知る」ことが大切です。
【自分の身体の情報の整理】
・どこが痛いのか?(膝、腰、首etc..
・いつから痛いのか?(2ヶ月前、半年前、数年前etc..
・どうすると痛いのか?(歩く時、起きた時、スポーツの動作でetc…
・どのくらい痛いのか?(我慢できないくらい、仕事に支障が出るくらい、スポーツに支障が出るくらいetc…
そして特に関節の痛みで悩んでいる人は次の情報も非常に重要です。
【自分の身体の機能の情報】
・痛い関節の動きはどうなっているのか?
・自分の立っている姿勢、座っている姿勢はどのようになっているのか?
・重心はどの方向にかかりやすくなっているのか?
・どのような動きが痛みを引き起こすのか?
特に自分の『身体の機能』の状態を知らずに接骨院や整形外科に通っている人が非常に多くいらっしゃるように感じます。
自分の“カラダを知る”ことが症状改善へのなによりの近道です!
「身体が痛いのも、もう歳だから仕方ないね。」と言われる方もいらっしゃいますが、痛みやしびれは年齢とは全く関係ありません。
先日、膝の痛みが取れずに来院された患者様がいらっしゃいました。
膝に痛みがあるとのことでしたので身体の状態チェックしたところ、膝の故障による痛みというよりも、股関節の筋力低下と、肩甲骨の動きに問題がありました。
本来使いたい筋肉が使えない状態のため、その動きを補うようにして使っていた他の筋肉が疲労してしまい、結果として膝まわりの筋肉が硬くなり痛みとして出ていました。
この方の痛みはランナー膝や腸脛靭帯炎と呼ばれるもので、陸上選手や走る事の多いスポーツで身体の使い方(フォーム)が崩れている選手に良く見られるスポーツ障害です。
この症状は予防できます。
痛みには必ず原因があるからです。
痛みが出ていない場合でもその予備軍は多く存在しています。
今回のケースもそうですが、時間を掛けて痛みが出てくるものや、慢性的な痛みは、今の自分の身体の状態を変えないかぎり、治りません。
だからこそ
今の自分の身体がどんな状態か知り、痛みが出たり、動きにくくなる前に、動きやすい身体でい続けることが重要です。
整体院 幸 sachiの治療は動きの悪くなっている部分への施術や硬くなっている関節の動きを良くする施術などを行い、硬さや痛みが改善してからのトレーニングをおすすめしています。
それは、関節や筋肉が硬いままであったり動きが制限された状態では、トレーニングを行っても効果が出にくかったり、故障に繋がったりしてしまうと考えているからです。
自分の身体を良い状態に保つこと。
それは、怪我の予防にも繋がりますし、より動きやすい身体でい続けることにも繋がります。