捻挫をして一ヶ月以上たってるのに…
痛みが残る…、腫れが引かない…正座が出来ない…という方ってけっこう多いんです。
痛みが長引く原因はいろいろ。
■原因その①:足首の骨の位置関係が崩れる
捻挫をしてから正座をした時に痛みが出やすい人は、足首周辺の骨の位置関係が崩れていると思われます。
当院では、足首周辺の骨(距骨・踵骨・腓骨・脛骨・距骨、舟状骨、立方骨、足根骨など)のバランスをミリ単位で微調整していく施術を行っています。
■原因その②:痛みで体重をかけられないことによる筋力低下
筋力低下は、すぐに起こります。
試しに、片足でかかと上げをしてみてください。
きちんと治療をされていない方は、捻挫した側が上げにくいと思います。
そうすると、筋力が落ちた分を他の筋肉が頑張り、頑張っているところが痛めやすくなってしまいます。
■原因その③:感覚がおかしくなる
関節には、目をつぶっていてもどのくらい関節が曲がっているかが分かるセンサーがあります。
捻挫後はそのセンサーがうまく働かなくなるので、姿勢が崩れたときに無意識に修正する反応が遅くなります。
これは捻挫が癖になりやすいと言われる理由の一つですね。
■原因その④:レントゲン上、骨に異常がなくても、足首はけっこうダメージを受けている
損傷した靭帯が元の状態に戻るには一か月以上かかります。
損傷後、適切な治療をしないと、損傷した組織がぐちゃぐちゃに修復されます。
そうなると修復過程で周りと癒着してしまい、くっついてしまったところが引っ張られると痛みがでます。
■原因その➄:筋肉が固くなる
捻挫した際に急激に伸ばされた筋肉が、切れないようにと過剰に縮み固まってしまい、関節本来の動きを悪くするのです。すると、固くなった筋肉自体が痛みを出し始めます。
捻挫はこのように、様々なことが起きてます。
たかが捻挫とあなどるなかれ!!
当院ではこれらの原因すべてを解決するための治療を行っています。
足首だけでなく、どの箇所の痛みもそうですが、腫れや痛みの期間が長いほど治るのが遅くなります。
お困りの方は1日でも早い受診をおすすめいたします。