本日のブログは球技などでなることが多い『突き指』について。
単に突き指といっても、痛みがある箇所や重症度により治療方法や治癒までの期間に差があります。
赤〇で囲われた部分は第一関節、医学用語で「DIP関節」とよびます。
青〇の第二関節は「PIP関節」と呼ばれ、突き指で痛めることが多いのは「PIP関節」です。
それぞれの関節には、骨同士の安定性を確保するための側副靭帯があります。
突き指などの外傷が加わり、この側副靭帯を損傷すると、ぐらぐらと関節が不安定になります。
『突き指』や『捻挫』など、スポーツでケガをした際に、まずはレントゲンにて骨折がないか確認しましょう。
そして、骨折はしていなくても、靭帯には何らかの損傷があります。
その靭帯の損傷はレントゲン検査では評価ができません。
整体院幸sachiでは、どの靭帯がどの程度痛んでいるかはハイボルテージ検査で検査し、傷ついた筋肉や靭帯損傷の修復を促進します。
損傷の程度によりますが、靭帯のゆるみが強く不安定性がみられた場合はテーピングで経過をみます。
『突き指』や『捻挫』は、初期にきちんとした処置がなされないと、靭帯の不安定性が改善されず、その後のスポーツ活動や日常生活で支障をきたす恐れがあります。
痛みや腫れが落ち着いたら、ゆっくりと曲げ伸ばしし、動きが悪くならないよう、可動域訓練を開始していきましょう。
時間がたてば治る!と放置してしまいがちですが、「指が曲がったままで伸びない」ということにならないよう、しっかり検査して痛みの原因を明確にしたうえできちんと治療をすることをオススメします。
当院はスポーツ・事故などによる『突き指』や『捻挫』、『打撲』『挫傷』などのケガにも対応しております。
その他何かお困りでしたらなんでもご相談ください。